リリースノート RSS

2024年第3半期

今四半期、Fastly はプラットフォーム全体のユーザーエクスペリエンスを向上させる新機能と機能強化の充実したラインアップを発表しました。最新リリースは、ネットワークサービスにおける MASQUE Relay の一般公開や、Compute 向けの HTTP Cache API の限定公開など、複数の分野にわたります。またセキュリティの分野でも、NG-WAF オンボーディングの合理化や統合型 Security Starter Package のリリースなど、大きな進展が見られました。さらにプロダクトエクスペリエンスの向上に向け、検索機能とナビゲーション機能が強化されました。最後に、包括的な Product Line Trials の提供により、トライアルプロセスが刷新されました。これらのアップデートは、プライバシーの強化、ワークフローの簡素化、より柔軟なテスト機能の提供に向けた Fastly の取り組みを反映しています。早速これらの新しいプロダクトや機能の詳細をご覧ください。


2024年第1半期

今四半期、Fastly のプロダクトチームは魅力的な新機能や機能強化の提供に励んできました。デリバリーとコンピューティングの両方で Dynamic Content Compression が利用可能になり、さらにコンピューティングで Edge Rate Limiting と Secret Store がサポートされました。また、Alerts と Edge Observer のリリースにより、オブザーバビリティスイートが拡張されました。さらに、Next-Gen WAF のエッジデプロイ向けに Advanced Rate Limiting が強化されたほか、Fastly コントロールパネルから Image Optimizer のトライアルに直接アクセスできるようになりました。以下のアップデート一覧をご覧ください。


2024年第2半期

今四半期、Fastly は魅力的な新プロダクトや機能をリリースし、プラットフォームの強化に励んできました。特に、新しい Bot Management ソリューションと、AI のコスト効率とパフォーマンスを向上させる Fastly AI Accelerator のベータ版のリリースにご注目ください。以下はアップデートの一覧です。


2023年第4半期

2023年度も、優れた保護とインサイトを提供する新たなプロダクトのリリースで締めくくることができ、大変嬉しく思います。本四半期、Fastly のセキュリティチームはシンプルになった攻撃シグナルのしきい値設定機能の一般公開、エージェントの改良、WAF が想定通りに機能するかどうかをテストして検証する NG-WAF Simulator を含む、使いやすさを考慮した新たな機能強化に取り組みました。今回リリースされた外部ドメインの異常シグナルによって、簡単に潜在的な攻撃を特定し、詳細に調査できます。Compute に関しては、より簡単なパフォーマンスメトリクスの取得とトラブルシューティングを可能にする新しいログ用インターフェイスを導入しました。また、Config Store の購入が可能になり、設定データのエッジでの保存と更新がさらに容易になりました。最後に Fastly コントロールパネルが改良され、Fastly プラットフォームの操作性が向上しました。


2023年第3半期

秋の訪れを感じる季節となりましたが、Fastly が今夏にリリースしたさまざまなサービスには、まだご紹介しきれていないものが数多くあります。今四半期にネットワークサービスは TLS セキュリティとリアルタイムメッセージングの強化を目的とするさまざまな新機能を導入しました。それらの強化機能には Certainly や Fanout、ECDSA Fallback の一般公開が含まれます。Compute に関しては、KV Store (GA) や Simple Cache API (LA)、Compute 向け mTLS (GA)、Standard Go Compiler (GA) など、新たなストレージや認証機能、強化された言語サポートオプションを導入し、これまで以上に優れた機能の提供を開始しました。私たちのセキュリティチームは、Next-Gen WAF GraphQL Edge Deployment (GA) や Next-Gen Aggregated Attack Thresholds (GA) などのアップデートの展開に注力しています。


2023年第2半期

この夏も Fastly は魅力的なリリースに取り組んでいます!今四半期にネットワークサービスは Web パフォーマンスとセキュリティの強化を目的とするさまざまな新機能を導入しました。こうした機能強化には、Image Optimizer Metadata Passthrough (GA) や Mutual TLS (GA)、OHTTP Relay (GA) などが含まれます。Compute に関しては、Config Store (GA) や KV Store (LA)、WebSocket (GA) のサポートを含む新たなストレージやサポートオプションを導入し、これまで以上に優れた機能の提供を開始しました。Fastly のセキュリティチームは、Edge Rate Limiting (GA) や Custom Response Code Expansion (GA) によって増幅型攻撃への対応やレスポンスコードの分類を可能にするアップデートの展開に注力しています。オブザーバビリティに関しては、Compute Log-Tail UI (LA) の提供を開始しました。これによりお客様のデータに関するインサイトを強化できるだけでなく、Edge Observer のパブリックベータ版をすべてのお客様に提供することが可能になりました。


2023年第1半期

Fastly は今期、ユーザーデータのプライバシー保護や、エッジでのメッセージング機能、圧縮におけるサポートの強化を目的に Fanout (LA) や Brotli に集中的に取り組みました。無料の開発者向けアカウントでは、TLS サービスが現在、無料でご利用いただけます。セキュリティ面に目を向けると、Next-Gen WAF のお客様の Webサイトとアプリケーションを確実に保護する新たな Managed Security Service の提供を開始しました。高いパフォーマンスを実現するエッジストレージが Compute の一部として提供されるようになり、Remix アプリケーションを Fastly の Compute プラットフォーム上でホストできるようになりました。


2022年第4半期

2022年最後の四半期も、ネットワークサービスやセキュリティ、可観測性に関する機能を強化し、プロダクトポートフォリオの拡充を進めました。セキュリティ分野では、Next-Gen WAF で SmartParse と GraphQL 内で Log4Shell 攻撃のシグナルがデフォルトでサポートされ、進化する脅威の環境に対応しています。また DDoS 攻撃対策では、TLS での ECSDA 証明書のサポートが Fastly コントロールパネルで利用可能になりました。ネットワークサービスでは、自動化トークンとヘルスチェックのカスタムヘッダーの機能が一般公開されました。これらの機能により、サービス管理のワークフローを合理化できます。Websocket とイメージオプティマイザーのセルフ・イネーブルメントの両機能が、Fastly コントロールパネルで利用可能になりました。さらに、Google Cloud Storage、BigQuery、Pub/Sub ログエンドポイントの使用において、Fastly アプリにサービスキーを保存する必要がなくなり、ログエンドポイント設定の一時的な認証情報を、お客様が管理できるようになりました。


2022年第3半期

Fastly は今期、次世代 WAF、Cloud WAF、イメージオプティマイザーの機能強化に集中的に取り組んできました。次世代 WAF のエッジデプロイが「エッセンシャル」パッケージで一般公開 (GA) されたほか、CVE シグナルの追加やログサンプリングと時系列表示の改善も実施しました。また、AWS Lambda との統合により、Lambda 関数を起動して Fastly 次世代 WAF のエージェントを有効化できるようになりました。Fastly の次世代 WAF のクラウドデプロイでは、マルチオリジンワークスペースのサポートが可能になり、今後もすべての新しいインスタンスでサポートしていく予定です。さらに、Fastly のイメージオプティマイザーは、優れた圧縮と高速配信を実現する新たな画像フォーマットの AVIF 形式に対応し、インフラコストの削減やエンドユーザーのエクスペリエンスのさらなる向上をサポートします。


2022年第2半期

日ごとに暑さが増す今日この頃ですが、Fastly のプロダクトポートフォリオも熱さ全開です。可観測性を最優先事項のひとつに掲げる Fastly は、Fastly のコントロールパネルで簡単に有効化できるオリジンインスペクターとドメインインスペクターの一般公開版 (GA) をリリースしました。セキュリティ分野では、Fastly 次世代 WAF のエッジデプロイメントが一般公開版で利用可能になったほか、「エッセンシャルプラン」でも CVE シグナルをご利用いただけるようになりました。また、お馴染みのイメージオプティマイザーの機能が強化され、エンドユーザーのパフォーマンスを損ねることなく画像に枠を加える「trim-color」機能を追加しました。最後に、Compute@Edge で JavaScript SDK の使用が可能になりました。


2022年第1半期

新年は、充実したラインナップの第1四半期リリースで幕を明けました。Fastly はインターネットの将来に大きく影響する重要な取り組みを通じて、今年も業界をリードし続けます。そのような取り組みのひとつとして、次世代のハイパーテキスト・トランスファー・プロトコルである、HTTP/3 と QUIC のサポートが挙げられます。セキュリティ面では、Fastly Next-Gen WAF (Powered by Signal Sciences) を Fastly エッジにデプロイできるようになりました。その他のセキュリティ関連のリリースには、カスタムレスポンスコードの一般公開 (GA) や Arm ベースデバイス向けのエージェントサポートの限定公開 (LA) が含まれます。GraphQL インスペクションも限定公開され、Fastly Next-Gen WAF と組み合わせることで、より広範な API の保護が可能になります。最後に、Fastly のドキュメントサイトにて Fastly 基本ガイドが公開され、実際のWebサイトを使用する実践的なチュートリアルを提供しています。


2021年第4半期

今年も終わりを迎える中、第4四半期のリリースを振り返ってみたいと思います。まず、50ドル相当のクレジットを活用して Compute@Edge をお試しいただける無料トライアルの提供を開始しました。Fastly のコントロールパネル内にある「Compute」タブから簡単にサービスを開始できます。またこの機会にオリジンインスペクターを採用し、可観測性を高める戦略の強化にお役立てください。これにより、Fastly エッジクラウドネットワークを経由するオリジントラフィックのリアルタイムおよび履歴のデータセットへのアクセスと視覚化が可能になります。セキュリティ面では、Fastly Next-Gen WAF の高度なレート制限機能でお客様が指定できるクライアント識別子がそれまでの2倍以上にあたる2万5,000に増え、プレミアパッケージのお客様はより効果的な保護が得られるようになりました。さらに Cloud WAF VPC 2.0 もリリースされ、各デプロイにおいて Cloud WAF から単一のオリジンへの同時接続をより多く処理できるようになりました。


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