2019年第1四半期

Fastly のお客様ならびに関係者の皆様へ

In Q1 2019, we focused on increasing the scalability of our edge cloud network, with the release of several new features in general availability (GA) and limited availability (LA). We also brought online several new POPs, bringing the global number of Fastly POPs to 60 and increasing our total connected edge capacity to 45 Tbps.

この四半期までのすべての取り組みについては、以下をご覧ください。

目次

• ネットワークの更新: 全世界で60か所の POP、45 Tbps のエッジ容量


• Lucet の導入


• まったく新しい方法でのサービス作成の体験


• 大容量ファイルサポートが限定提供 (LA）版に


• イメージオプティマイザー API によるイメージ品質コントロールの向上

ネットワークの更新 : 全世界で60か所の POP、45 Tbpsのエッジ容量

現在、Fastly は世界中で60か所の POP を運営しています。また、6大陸にまたがる POP のパフォーマンスとスケーラビリティを向上させ、さらに優れたサービスをお客様およびそのユーザーに提供できるようになりました。Fastly の接続エッジの総容量は45 Tbps になりました。

これはつまり、インターネットサービスプロバイダー (ISP)、エンタープライズ関連企業、クラウドサービスプロバイダー (CSP) が、これらの IXP で直接 Fastly と相互接続することでネットワークのホップを削減し、より少ないレイテンシーとより高いパフォーマンスの接続をエッジクラウドにもたらすことができることを意味します。

Lucet の導入

Fastly の WebAssembly コンパイラー兼ランタイムであるオープンソースの Lucet を発表します。WebAssembly は Web ブラウザがネイティブに近い速度で安全にプログラムを実行できるよう設計されたテクノロジーで、Lucet は WebAssembly をブラウザの枠を超えて利用し、Fastly のエッジクラウド上でより速く、より安全に実行できるプラットフォームを構築するために設計されています。GitHub リポジトリを確認して、Lucet の使用をすぐに開始できます。

まったく新しい方法でサービス作成を体験

現在、Fastly ユーザーは、自身のペースで機能を見つけて設定できるようになりました。お客様のサービス作成体験を変え、すべての新サービスが制限なしのバージョン1ドラフトから始まるようになっています。使い始めるために必要な要件はありません。私たちの目標は、Fastly の機能を見つけやすくしてユーザーに権限を与えることです。新しいサービス作成体験について詳しくは、このドキュメントを参照してください。

大容量ファイルサポートが限定提供 (LA) 版に

名前に惑わされないでください！大容量ファイルのサポートを強化し、お客様の非常に大きなファイルに対応できるようになったほか、範囲リクエストのキャッシュを適切にサポートできるようになりました。大容量ファイルサポート機能を有効にした後、5 GB のサイズ制限を解消しました。また、エンドユーザーがリクエストした部分のみをキャッシュすることで、範囲リクエストを効率よくキャッシュできるようになりました。この機能は VCL で明示的に有効化する必要があります。さらなる機能を引き続き追加しているところですが、早期導入者からは非常に肯定的なフィードバックを得ています。

イメージオプティマイザー API によるイメージ品質コントロールの向上

お客様が、出力イメージのフォーマットやサイズに関係なくイメージ品質を正確にコントロールできるようになりました。特にコンテンツネゴシエーションを介して WebP 形式イメージの自動配信が行われる場合に、イメージ品質機能に対して第2の quality 値を指定できるようになりました。