新たなログエンドポイント : Kafta と Kinesis
Fastly のリアルタイムログ機能は、私たちにとって自慢の機能です。とっさの判断に必要な高度な可視性を実現し、豊富なデータに基づいてアプリやサービスに関する重要なビジネスの決定を行うことが可能になります。そして先日ブログでご紹介した Adobe の Project Helix のように、パートナーやお客様がリアルタイムログを有効に活用してさまざまなことを実現しているのを大変うれしく思います。
今回は、拡大し続ける Fastly のログエンドポイントのリストにさらに追加した、2つの新しいログエンドポイントをご紹介します。
一般公開版での利用が可能になった Apache の Kafka は、一般的にリアルタイムのデータフィード、ログ集計、ストリーム処理などで使用される分散ストリーミングプラットフォームです。またお客様のリクエストにお応えして、3つの新たな機能を追加しました。
ログバッチのサイズ設定では、ログバッチの最大バイト数を指定 することができます。
キー/値ペアの解析機能では、キーを使用してメッセージが追加されるパーティションを決定することで、アーキテクチャのスケールアップがより簡単になります。
SASL (Simple Authentication and Security Layer) は、インターネットプロトコルにおける認証とデータセキュリティのためのフレームワークです。SASL によって、Kafka エンドポイントを使用して Microsoft Azure Event Hubs へログを送信することができます。
また限定提供版の Amazon の Kinesis Data Stream エンドポイントを利用することで、Gbps 単位でデータをキャプチャできます。そして、このようなデータの継続的な処理、メトリクスの生成、ライブダッシュボードにデータを供給することが可能な Kinesis アプリケーションを構築することが可能になります。この限定提供版のエンドポイントのご利用をご希望の場合は、support@fastly.com までお問い合わせください。
信頼できる最先端のインターネットを構築すべく、Fastly はこれからもお客様のニーズに合った新たなエンドポイントを追加していきます。ご意見やご感想、または統合機能のリクエストなどがありましたら、お気軽にご連絡ください。