Kinesis Data Streams の活用
ビジネスにおける優先順位付けやトラブルシューティングなど、重大な意思決定プロセスにデータは欠かせません。今回導入されたリアルタイムログの機能により、快適なデジタルエクスペリエンスを実現するための重要な情報を取得でき、より便利になりました。今回の統合により、開発者はリアルタイムのログデータを Amazon Kinesis Data Streams に送信したり、IAM ロールを利用して Amazon S3 や Kinesis Data Streams のログエンドポイントを設定したりできるようになりました。
昨年11月に限定版がリリースされた Kinesis Data Streams は、現在一般公開されており、データの送信先や方法におけるカスタマイズ性や柔軟性がさらに向上しました。Amazon Kinesis Data Streams を利用すると Gbps 単位でデータをキャプチャできるため、データの継続的な処理、メトリクスの生成、ライブダッシュボードへのデータ供給を行う Kinesis アプリケーションの構築が可能となります。この度、Fastly からのログデータをこれらのデータストリームへ送信できるようになりました。
またエンドポイントの設定時に、AWS Identity and Access Management (IAM) を利用できるようになり、プロセスの柔軟性と効率がさらに向上しました。IAM を使用すると、例えば S3 と Kinesis Data Streams 両方に同じセキュリティポリシーを設定するなど、アクセスの許可や管理を簡単に行うことができます。
これらの新たなエンドポイントは、Fastly UI で確認することができます。信頼性の高い最先端のインターネットを構築すべく、Fastly はこれからもお客様のニーズに合った 新たなエンドポイントを追加する予定です。ご意見やご感想、または統合機能のリクエストなどありましたら、お気軽にご連絡ください。