オリジンのトラフィックを大幅に削減

メディアシールド

Fastly のメディアシールドはマルチ CDN のデプロイを最適化し、動画ストリーミングの総保有コスト (TCO) を削減します。

メリット

マルチ CDNデプロイを最適化

マルチ CDN デプロイの前面に Fastly Media Shield を配置することで、オリジンのフットプリントを大幅に削減できます。必要な作業は、Media Shield をオリジンとして使用するように CDN を設定し、Media Shield が自社のインフラストラクチャを指すように設定するだけです。Fastly の Media Shield によって、高いパフォーマンスを維持すると同時にオリジンへのトラフィックを軽減し、コスト削減を実現できます。

ユーザー体感品質の向上

オリジンのデータ転送量とインフラへの負荷を軽減しながら、質の高いユーザーエクスペリエンスを維持し、リクエストの急増によるオリジンの障害を回避できます。また、リアルタイムログによって貴重なインサイトを得ることで、ネットワークに問題が発生した場合に素早く対処することが可能です。

コントロールとパフォーマンスの強化

複数の CDN を一元化するオリジンとして Media Shield を活用することにより、パフォーマンスと可用性を強化できます。コンテンツを単一の CDN 経由で配信することで管理プロセスを合理化し、トラフィックが急増するイベントに備えやすくなります。また、キャッシュミスをキャッシュヒットに変換し、より多くのコンテンツをキャッシュから配信することが可能になります。

コスト削減

Fastly の Media Shield によって余分なリクエストが排除され、動画ストリーミングのインフラコストを管理しやすくなります。同一コンテンツに対するリクエストをひとつにまとめることで、インフラストラクチャの処理負荷を軽減し、データ送信コストを抑えられます。また、指定した Fastly POP にキャッシュミスを送信することにより、さらなるコスト削減が期待できます。

内容

リクエスト共有

Fastly のリクエスト共有機能により、複数のリクエストをひとつのリクエストとしてまとめ、オリジンから取得した新しいコンテンツを同時に配信できます。

Origin Shield

Fastly の配信拠点 (POP) をオリジンサーバーの「シールド」として設定することで、Fastly サービスのキャッシュヒット率の向上に加え、突然のリクエスト急増でもオリジンサーバーを保護することが可能になります。

Instant Purge

動的またはイベントドリブン型のコンテンツが変更された際、オンデマンドで世界中のキャッシュされたコンテンツをわずか数ミリ秒で削除できます。

Media Shield で CDN の複雑性を排除
ストリーミングメディア

「異なる CDN からビデオを再生するために当社のアプリケーションで異なるコードを使用しなければならない場合、システムが複雑化します。そこで Media Shield を採用した結果、当社の CDN 環境から複雑性を排除することができました。アプリケーションをよりシンプルにすることで信頼性が高まり、お客様の満足度とエンゲージメントの向上につながります。その結果、収入とサブスクライバーも増加します」

John Cool

Digital Media、Vice President

参考リソース

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