Fastly を導入することで画像配信アーキテクチャを10倍にスケールアップし、8,000万枚以上の画像の最適化を実現

月間8,000万枚以上の画像をリアルタイムで変換

設立当初、RealtyNinja はモバイルアプリとデスクトップ Web サイトを運営していました。しかし現在の不動産会社のエンドユーザーは、どこでもアクセスできる、シームレスな体験を求めています。そして、それを実現するのがレスポンシブ Web サイトです。それ以前はユーザーが用意した大小2種類の画像を提供していた RealtyNinja にとって、さまざまな画面サイズやディスプレイタイプに対応した画像配信に移行することは、大きな課題でした。しかも、新しいデバイスがリリースされる度増え続ける変数にもついていかなければなりませんでした。

Fastly のイメージオプティマイザーを導入する前までは、RealtyNinja はユーザーがアップロードした画像のリサイズと最適化を行うワーカーをバックグラウンドで実行することで、この新しい状況に対応していました。一度に数十万ものジョブが実行され、その度に Fastly のキャッシュがパージされていましたが、イメージオプティマイザーを導入し、画像変換をエッジクラウドプラットフォームに移行することで、このプロセスを合理化することができました。この作業をエッジで行うことでレイテンシが削減された上、RealtyNinja 開発チームの負担も大幅に軽減されました。その結果、物件を売却や購入する顧客に対して、オフィスや移動中でも常に快適なユーザー体験と高画質の画像を提供できるようになりました。