Fastly の優れたデータ可用性、スケーラビリティ、パフォーマンスで世界中のユーザーの期待に応える New Relic

コンセプトはシンプルです。顧客によって New Relic に送信されたデータを、顧客が活用できる必要があるということです。Fastly と New Relic のパートナーシップにより、貴重なデータをスムーズに取得できます。今回、私たちは New Relic の Vice President of Engineering を務める Andrew Hartnett 氏に、可用性が New Relic の生命線である理由と、Fastly がそれにどう貢献しているかについて、お話を伺いました。

New Relic とは？

New Relic は、可観測性を提供するプラットフォームです。New Relic を使用することで、常にシステムの状況を把握し、「意見」ではなく「データ」に基づく「根拠のある判断」が可能になります。私は、世界中から収集したデータを、jQuery などのプロダクトを通じてほぼリアルタイムで利用可能にする中核となるデータプラットフォームを担当しています。

Fastly が New Relic の最良の選択肢である理由とは？

私たちのビジネスの成長に合わせてスケールアップできるパートナーを求めていました。特に、すでにエッジで展開しているパートナーが理想的でした。New Relic が必要とするものを、自分で構築することも可能だと思いましたが、「その必要はあるだろうか？」と疑問に思ったのです。Fastly はすでにその分野の経験があるので、自分たちよりもうまくできると考えました。高いレベルの可用性を備えた Fastly のサービスは、パフォーマンス、スケーラビリティ、信頼性の面で優れていました。 

多くの組織にとって、可用性、スケーラビリティ、パフォーマンスは重要な3つの柱です。New Relic では何を最優先にしていますか？

一番重要なのは可用性だと思います。お客様が私たちにデータを送信するのには、重要な理由があります。それらのデータを使用する必要があるからです。データが私たちのシステムに届かないと、アラートやモニタリングなどの機能がトリガーされない、問題が可視化されないといった問題が生じます。そのため、可用性は私たちにとって非常に重要なのです。

可用性以外に、トラフィックを Fastly に移行することに決めた理由はありますか？

パフォーマンスも重視していました。Fastly を検討した際、さまざまな厳しいテストを実施したのですが、そのパフォーマンスに感動しました。 

New Relic の目標とは？その達成に向けて Fastly はどのように貢献していますか？

世界各地にお客様がいらっしゃるのですが、幸い Fastly も世界中に分散しています。Fastly の配信拠点 (POP) は New Relic がお客様からデータを取得する重要な地域に配置されています。 

最初の会話から今に至るまで、Fastly の対応は非常に素晴らしいです。かなり要求の高い概念実証 (POC) からまず始めたので、「Fastly は私たちが必要とするパフォーマンスと信頼性を提供できるだろうか」と、当初は疑問に思いました。営業担当者からアーキテクトまで、Fastly のスタッフの対応は非常に素晴らしく、私たちはとても満足しています。 

ベンダーと仕事をする上で、緊密なパートナーシップに必要なものとは？

まさにそのパートナーシップです。Fastly と一緒に仕事を始めた当初から、私たちの非常に重要なデータを安心して預けられるパートナーだと確信していました。私たちのデータは安全だと感じられるのです。優れた技術、サポート、コストのすべてが揃って初めて特別なパートナーシップが生まれます。Fastly は、まさにこれを実現できるパートナーです。 

例えば、ある技術的な問題に直面した際、私たちは協力し合い、一緒にソリューションを考案しました。Fastly は全力を尽くしてこのソリューションを可能にしてくれました。それは、BYOIP と呼ばれる、独自の IP を使用できる機能です。これは私たちのビジネスにとって非常に重要な機能です。 

New Relic の今後の展望とは？

私たちが心から Fastly を気に入っている理由のひとつは、Compute によって、これまで以上に魅力的なものを構築することが可能になることです。現在は、取り込んだデータを世界各地にある特定のデータセンターやクラウドにルーティングするのに Compute@Edge を使用していますが、Compute を活用したさまざまな新しいプロジェクトも進行中です。

New Relic での仕事で誇りに思うこととは？

ビジネスの成長や技術的な挑戦、パートナーシップ、そして私が率いるエンジニアリングチーム、これらすべてをまとめて誇りに思います。この上なく素晴らしい機会を体験できます。毎朝起きて、「今日も頑張れるか？」、「自分の仕事が楽しいか？」と、私は自問します。答えは「イエス」です。