本日、Fastly と Signal Sciences がひとつになりました。私たちは共にお客様を第一に考えます。
今日は Fastly にとって記念すべき日となりました。私たちは Signal Sciences を正式にチームとして迎え入れ、Web アプリケーションと API に最先端の統合されたセキュリティを提供するというビジョンに向けて大きな一歩を踏み出したのです。今回の買収が完了したことで、開発者により優れたツールを提供し、安全性の高い構築、脅威の検知および対応、セキュリティチームと開発チームのイノベーションサイクルの短縮を実現するという共通のビジョンをさらに推進することができます。つまり、お客様が次世代のアプリケーションや Web サイトを構築し、まったく新しい可能性を引き出せるようサポートしながら、Web の未来を一緒に築いていきます。
また、約150名の社員が新たに Fastly に加わったことも大変うれしいことです。私たちは、両社にとって「統合の成功」とはどういうことなのかよく検討しました。統合の成功に重要なのは、セキュアでパフォーマンスの高いプラットフォームを構築することだけではありません。それを実現するための方法も重要であると私たちは考えます。
今後について
私たちの目標は、お客様の視点に立ったうえで、統合を可能な限り容易にすることです。そのうえで、使いやすさを重視しながら、両社のプラットフォームのアプリケーションセキュリティ機能の強みを最大限に活かすことに取り組んでいます。プロダクトロードマップの観点から言うと、開発者やセキュリティの専門家は、エッジでのアプリケーションと API のセキュリティの強化に加え、安全でシンプルかつシームレスに統合するスケーラブルなソリューションを実現できるより強力な機能を求めています。その実現に向けた次のステップとして、Secure@Edge を共同でリリースします。お客様よりこのようなソリューションを求める声が上がっていたため、何よりも先にこのプロダクトの共同開発に取り組むことになりました。また、Signal Sciences のエージェントベースのデプロイモデルを、オンプレミス、クラウド、ハイブリッドのデプロイオプションのサポートとともに継続して提供します。
その過程で、革新的なプロダクトを迅速かつスムーズに展開していきます。すなわち、新しいサーバーレスコンピューティング環境 Compute@Edge などの大規模なリリースに向けて計画を進めるとともに、長期的なロードマップの調整、社内ツールの統合、部門を超えたワークフローの拡張を行い、お客様にとって重要なソリューションの実現を目指します。もちろんその中で、ちょっとした楽しみも取り入れます。バーチャルな歓迎会やオンボーディングイベントを通じて、世界中のどこにいてもお互いを知ることができ、チームの一人ひとりが強いつながりを感じられるように努めます。
私たちの価値観である「人を第一に考え、誠実に行動し、透明性のあるコミュニケーションを行う」という精神に基づき、新しいプロダクト、アイディア、技術などを随時共有していきます。そうすることで、私たちがひとつの企業として新たな章に進むなか、私たちの重要な取り組みとお客様を常につなげることができます。
今後も、私たちはお客様に優れたソリューションを提供することに注力します。その実現に向けてチームが効果的にコラボレーションするのに必要なあらゆるツールを利用して、より革新的なプロダクトを創出できる環境を構築します。これは、効率的で統一された革新的なプラットフォームの構築につながり、このプラットフォームを通じて、オンラインセキュリティの未来を築き、開発者や企業を成功へと導きます。
将来の見通しに関する記述について
この記事には、Fastly の想定や仮定、およびこの記事の公開時に Fastly が入手できた情報に基づいた「将来の見通し」に関する記述が含まれています。将来の見通しに関する記述には、既知および未知のリスク、不確実性、ならびにその他の要因が影響する場合があり、これらによって実際の結果、パフォーマンス、または成果が同記述において明示的または暗示的に示されたものと実質的に異なる可能性があります。これらの記述には、ビジネス統合の成功、次世代のアプリケーションおよび Web サイトの構築、新しい可能性の解放、セキュリティプロダクトの強化、Secure@Edge のリリース、エージェントベースのデプロイモデルの提供およびオンプレミス、クラウド、ハイブリッドデプロイのサポートの継続、革新的なプロダクトの迅速かつスムーズな展開、Compute@Edge (Fastly の新しいサーバーレスコンピューティング環境) のリリース、ロードマップの調整、社内ツールの統合、部門を超えたワークフローの拡張、開発者および企業を成功へと導くことなどに関する記述が含まれますが、これらに限定されません。法律の規定による場合を除き、Fastly はこれらの将来の見通しに関する記述を公に更新する義務、および実際の結果が同記述において予想されたものと実質的に異なる可能性がある理由について更新する義務を負いません。これは、将来的に新しい情報が入手可能になった場合でも同様です。実際の結果が実質的に異なる原因となり得る重要な要因は、Fastly が米国証券取引委員会 (SEC) に提出するレポート (2019年12月31日に終了した事業年度の Form 10-K による年次報告書および Form 10-Q による四半期報告書を含む) に随時詳述されます。SEC に提出したレポートのコピーは Fastly の Web サイトに掲載されており、Fastly から無料で入手できます。