Fastly のすべてのお客様が利用可能な WebSocket サポートのご紹介
配信サービスとコンピューティングサービスで WebSocket のサポートを本日より一般公開 (GA) これまでお客様の間でリクエストが多かったこの機能を世界最速のエッジネットワークで提供できることを嬉しく思います。Fastly の WebSocket ベーダプログラムに参加した Dansons 氏は、「通常の HTTP と比較してリクエストの処理が5倍から7倍速くなった」とコメントしています。
技術概要
Websockets はクライアントデバイス (Web ブラウザなど) とサーバー間の双方向通信チャンネルで、クライアントがリクエストを送信する必要なく、いつでもサーバーからクライアントにメッセージを送ることを可能にします。Fastly で WebSocket をサポートすることで、お客様はコンテンツ配信に使用するドメインに実装された WebSocket でオリジンを使用できるようになります。
Fastly で処理される Web トラフィックの大半を占める HTTP リクエストと異なり、WebSocket を使用する場合、接続が長時間維持され、リクエスト-レスポンスのサイクルがありません。代わりに、いつでも双方向のデータ通信が可能です。そのため、WebSocket は Fastly の通常のエッジトラフィック処理モデルには適しませんが、HTTP 接続として開始するすべての接続を WebSocket 接続にアップグレードできます。
コンピューティングまたは配信サービス (どちらの環境を使用しているかによります) で WebSocket にオプトインし、バックエンドを選択することができます。WASM または VCL によって、バックエンドとアップグレードする接続をすぐに設定できます。WebSocket の使用方法</u>に関する詳細については、業界での評価が高い Fastly の Developer Hub</u> をご覧ください。
Websocket の使用方法
Websocket の使用方法 Websockets に興味がおありの方は、Fastly の担当者までお問い合わせください。また、サービスの設定で WebSocket のセクションにある「Contact Me」ボタンをクリックすると、Fastly の担当者よりご連絡を差し上げます。
WebSocket の料金はデータ転送量と接続時間によって決まり、WebSocket による帯域使用量は、お客様の Fastly サービスの合計配信データ転送量に含まれています。接続時間は、課金サイクルの期間における接続時間の合計分数として計算されます。サブスクリプションレベルは接続時間に基づき、無料プランの場合、接続時間は最大100万分です。