規模に応じた Web アプリと API 保護パッケージ
今月公開した ESG Research との共同レポート『転換期を迎えた Web アプリと API のセキュリティ』では、企業がレイヤー7の保護の ために、年間平均260万ドルを11種類の Web アプリや API のセキュリティツールに費やしていることが明らかになりました。これだけの膨大な投資額にもかかわらず、調査対象企業の82%が過去1年間で攻撃の被害を受けたと答えました。
こうしたセキュリティの問題に悩まされる企業は、数多く存在します。複数のベンダーから、DDoS 対策、ボット対策、WAF などさまざまな用途に対して、使い勝手の異なるインターフェイスを搭載したポイントソリューションを採用する企業は少なくありません。しかし、このようなツールへの膨大な投資にもかかわらず、攻撃に対する効果的な Web レイヤーアセットの保護が実現できていないのが現状です。調査対象企業の93%が、セキュリティツールの統合ソリューションに興味がある、もしくは採用予定であると答えたのも無理もありません。
今回の記事では、お客様の企業の予算とニーズに沿った、徹底した Web アプリと API の保護対策を提供する Fastly のセキュリティパッケージをご紹介します。
パッケージには、多くの受賞歴を誇る次世代 WAF が搭載されています。複数のレイヤーにて効果的な保護を実現する次世代 WAF は、90%以上のお客様によってフルブロックモードで利用されています。また、柔軟かつ迅速なエージェントモジュールのデプロイにより、オンプレミス、クラウド、ハイブリッド環境など、あらゆる場所でアプリと API を保護することが可能です。
スモールビジネスからエンタープライズレベルの企業まで、個別のニーズに応えるプランをご用意しています。例えば、本番稼働中のアプリ数が少 ない小さな企業には、25 RPS のエッセンシャルパッケージをおすすめします。RPS とは、悪意のあるトラフィックを検出・阻止するために Fastly の次世代 WAF が1秒にチェックするリクエスト数です。一方、高トラフィックのアプリを多く取り扱う中規模企業や大企業では、カスタマイズ可能な RPS と高度な保護機能をご利用いただけるプロフェッショナルパッケージ、またはプレミアパッケージがおすすめです。
統合された Web アプリと API のセキュリティソリューションへの第一歩である Fastly のセキュリティパッケージについては、こちらをご覧ください。また、セキュリティツールについては、『転換期を迎えた Web アプリと API のセキュリティ』もぜひ併せてご覧ください。