レスポンスセキュリティサービスのご紹介
サイバーセキュリティをめぐる状況が複雑になるにつれて、対応がますます困難になっていきます。脅威の種類が急速に変化しているため、最新の専門知識を維持するのが難しいという面もありますが、単純に人手不足の問題もあります。Forbes のレポートによると、市場はサイバーセキュリティの分野で人材不足に悩まされており、企業は人材を確保しようと競い合う一方、社内のセキュリティチームは余裕が無く、疲弊しています。
そこで今回は、Fastly のレスポンスセキュリティサービスをご紹介します。このサービスは、Fastly のカスタマー・セキュリティ・オペレーション・センター (CSOC) に24時間365日いつでも直接アクセスできるマネージドセキュリティサービスで、攻撃の疑いがある場合に攻撃に備える方法や対処方法に関するサポートが受けられます。このサービスは、受賞歴のある Fastly の次世代 WAF (旧 Signal Sciences) のアドオンとして提供されます。お客様のチームの延長として機能し、セキュリティ脅威の影響を左右する3つの側面に焦点を当てています。
より迅速な対応
攻撃を受けた場合、いかに早く対応できるかが重要です。 チームのキャパシティ、セキュリティツールで生成できるアラートの量、タイムゾーンの分散などがレスポンス時間に影響します。しかし、マネージドセキュリティサービスを利用してチームの能力を強化することで、よりスピーディな対応が可能になり、問題に迅速に対処してビジネスとユーザーの安全を確保することが可能になります。
過去に他のマネージドサービスを利用したことのある企業は、対応の遅さや不親切さ、自動化されたレスポンスなどが原因で、そのベンダーに連絡する気がなくなったと語っています。Fastly の CSOC は、世界中に拠点を持つセキュリティエキスパートチームで構成され、お客様の脅威への対応を24時間365日サポートしています。また、深刻なセキュリティインシデントに対しては、業界最高水準の15分以内の応答を保証するサービスレベル契約 (SLA) を提供しています。
専門性の強化
2020年は前年に比べて採用が30%減少し、多くの IT チームでスタッフが不足しました。真に効果的な安全対策を実施するのに必要な脅威の専門家を採用できなければ、多くの企業は脆弱な状況に置かれ続けることになります。しかし、マネージドセキュリティサービスのパートナーと連携することで、リソースを拡大できると同時に、専門知識も強化することができます。これにより、アラートのトリアージ、セキュリティテレメトリの分析、トラフィック傾向の把握がしやすくなり、ブロックや修復に必要な手順に関するアドバイスも受けられます。
Fastly のセキュリティエンジニアは、お客様のチームの延長としてサポートし、疑わしいトラフィックの調査やカスタムルールの実装を行います。そのため、お客様はあらゆるリクエストのスパイクを調査する代わりに、時間をかけてセキュリティソリューションを構築することに集中できます。さらに、Slack、メール、電話、サポートチケットなど、お好みのコミュニケーション方法でサポートを受けることができます。
準備態勢の強化
2020年に IT リーダーを対象に実施された IDG Research の調査によると、データセキュリティのリスクアセスメントを実施しているのは回答者のわずか57%でした。あらゆる脅威に対抗する第一歩は、自社の弱点を知り、攻撃の先手を打てるようにすることです。
レスポンスセキュリティサービスでは、設定レビュー、ヘルスチェック、設定サポート、トレーニングへのアクセスなど、準備態勢の強化に役立つさまざまなソリューションをご用意しています。これらのサービスは、専任のセキュリティエキスパートによって実施され、お客様の組織のセキュリティを健全な状態に維持します。
お申し込み
レスポンスセキュリティサービスの詳細や、お客様が受けられるサポートの内容については、Fastly のチームにお問い合わせください。