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Fastly Alerts のパワーを最大限に活用 (ベータ版公開中)

Dom Soegono

Senior Product Manager - Observability, Fastly

この度 Fastly は、新たな API 機能とインターフェースを備えた「Fastly Alerts</u>」のベータ版を公開しました。システムの稼働とパフォーマンスを維持する上で、インフラストラクチャの重要なコンポーネントに対するリアルタイムの可視性を得ることが大きな鍵を握ります。以前からお客様からのご要望が高かった機能のひとつが、Fastly サービスで簡単に使用できるネイティブアラート機能でした。これまでも、Fastly のログ統合機能</u>とアラートツールはお客様の間で好評でしたが、迅速なレスポンスが求められるケースでは、Fastly から直接ネイティブアラートが発信された方がより有用です。今回リリースされた Fastly Alerts は、Fastly プラットフォームに直接組み込まれたアラート機能なので、お客様のインフラストラクチャやアプリケーションのコンポーネントでパフォーマンスや信頼性に影響する問題が発生すると、すぐにお客様に通知されます。

お客様をサポートするシンプルなアラート機能

Fastly では、統合やパフォーマンスに関する問題を回避しながらデータのプライバシーを保護することが可能です。ログやメトリクス、トレース機能を含む Fastly の可観測性機能により、サービスをより細かくコントロールできます。

アラート定義の作成

アラート定義はアカウント全体に及び、特定のサービスやサービスメトリクスに紐づけられます。アラート名、サービス、データソース、メトリクス、しきい値、評価期間、ウェブフック統合を API または直感的に操作できるコントロールパネル内で定義できます。

アラートの履歴と詳細の表示

現在発生中のすべてのアラートと、これまでにトリガーされたアラートイベントを一覧表示できます。また、視覚化機能によって表示されるグラフと、問題の判定に役立つ指標を確認することで、迅速に問題をトラブルシューティングすることが可能になります。詳細が記載されたアラートページへのリンクをチームと共有することもできます。

オリジン</u>ドメイン</u>一般的なサービスメトリクス</u>レベルの可視性

4xx エラーや 5xx エラー、リクエスト数、データ転送量などの一般的なサービスメトリクスに加えて、Fastly の Historical API</u> でサポートされている、オリジンとドメインに関するすべてのメトリクスをアラートで使用できます。今後、さまざまなユースケースをご紹介していきます。

Slack にウェブフック

Slack など、すでに使用しているメッセージツールにアラート通知が送信されるようにすると便利です。コントロールパネルに簡単にアクセスできて共有しやすいリンクを含むアラートの要約メッセージを Slack 経由で受信できます。今後、他のメッセージツールやアラートサービスへのサポートも追加していく予定です。

アラート機能のテスト

本番環境でアラート通知機能を実際に使用する前に、アラート機能をテストして、確実にアラート通知が送信され、関連するチームやチャンネルがアラートを認識し、ウェブフック統合が適切に機能することを確認します。

Fastly Alerts に興味がおありですか?

この機能の受け付けリストへのご登録をご希望の方は、担当のアカウントマネージャーまたは support@fastly.com</u> までお問い合わせください。段階的により多くのお客様がこの機能にアクセスできるようにしていく予定です。これからさらに開発を進めるにあたり、この機能をお試しいただいたお客様からのご意見、ご感想をぜひ参考にさせていただきます。また、これを機会に Fastly のオリジンインスペクターとドメインインスペクターのトライアル</u>や、Edge Observer(ベータ版)</u> もご検討ください。