誰もが無料で Compute を試せるチャンス
先日 Forrester New Wave のエッジ開発プラットフォームに関するレポートで「リーダー」に選ばれた Compute を気軽に試していただけるよう、無料クレジットを提供するキャンペーンを実施しています。これにより、コミットメントなしでプラットフォームをお試しいただけます。
Fastly の無料アカウントに登録した後、新規サービスを開始するために「Compute」タブにナビゲートし、画面の指示に従ってサービスを設定することで、プラットフォームの使用を開始できます。
そこからどうすれば良いのか分からない方のために、実験をセットアップして Compute の柔軟性、安全性、パワーを実感していただけるよう、以下に簡単なステップをご紹介します。
ステップ1 : プロジェクトを選ぶ
単にプラットフォームをいじって遊び感覚で試してみたいという方は、有名なビデオゲーム「Doom」を Computeに移植した方法をご紹介したブログ記事やユースケースライブラリを参考にしてください。一方、実際にビジネスにもたらす影響をテストしたい方は、スターターキットの一つを選び、小さなプロジェクトから始めて、徐々にスケールアップすることをお勧めします。
今回は、静的コンテンツ向けのスターターキットを見てみましょう。Compute を活用することで、Google Cloud Storage や AWS S3 などの静的バケットサービスのパフォーマンスやセキュリティ、ユーザビリティーを強化できます。余分なヘッダーの削除、セキュリティ関連のヘッダーの追加、クエリ文字列の削除が可能なほか、動的に404ページを配信し、ディレクトリへのリクエストを index.html にリダイレクトすることもできます。
ステップ2 : 実験を計画する
次に、エッジコンピューティングがビジネスにどう役立つかを迅速に評価するため、どの指標に的を絞るかを検討します。静的コンテンツの場合、ページの読み込み時間をメインの指標としてパフォーマンスの向上を判断できます。このようにして試したいユースケースを特定し、「成功」を判断する基準を定義したら、早速 Compute で実験してみましょう。
無料トライアルで提供される50ドル相当のコンピューティングクレジットを使用して実験を行うことができます。実験を開始するにあたり、以下の手順に従ってください。
Fastly アカウントにログイン、または新規アカウントを作成します。
「Compute」セクションで、「Create Compute service」をクリックし、画面の指示に従って Fastly CLI をインストールします。
Compute で実験を始めるために CLI で
fastly compute init
を使用し、「Static Content」スターターキットを選択します。
ステップ3 : 分析と展開
実験期間が終了したら、対象の指標や全体的なプロセスを含む結果を考察します。その際、以下のポイントを参考にしてください。
定義した成功指標にどのような改善が見られたか。
他にどのような改善が見られたか。
何がうまく機能したか。
追加でサポートしたい部分はどこか。
実験結果を得て、主なプロセスを学んだところで、エッジコンピューティングの活用をさらに発展させることができます。
今後について
コード変更のフリーズを経験したり、研究や実験の年度末を控えている場合は、Compute を無料で徹底的にチェックする絶好の機会です。
Developer Hub で提供されているデモやスターターキット、チュートリアルを活用することで、新しい実験にすぐに取りかかることができます。さらに実験を続けたい場合は、9か月間にわたって毎月10万ドル分のエッジ・コンピューティング・クレジットのご利用が可能な期間限定キャンペーンを利用してすぐに構築を開始できます。