Privacy Week 終了後に実践すべきこと
私たちの業界には、「プライバシーは人権である」という考えに賛同する企業が数多く存在します。私たちはそのことを非常に嬉しく思います。Fastly も同様に、プライバシーを尊重することの重要性を理解しています。
インターネットを構築するために、新しいものを生み出し、急いで導入しようとすると、プライバシーがなおざりにされやすくなります。本来壊れるはずのなかったものに立ち戻り、修正するために多くの労力が必要となります。
プライバシーに関しては、大きな成果を達成できる可能性が十分にあります。新しいトランスポートプロトコル</u>を10億人のユーザーに利用させることは不可能です。CAPTCHA を廃止する</u>一方で、より優れたセキュリティやプライバシーを実現することも不可能です。さらに、DNS のメタデータを保護</u>しながら、Web の日常的な体験の透過性を維持し続けるのも不可能でしょう。このような不可能は日々発生しています。
しかし私たちが協力して取り組むことで、こうした不可能を可能にできるのです。
私たちは、素晴らしい Web を構築するために皆さんのサポートを必要としています。私たちが何かを見落としていたら、それを指摘してください。皆さんが使用しているアプリやサービスを、より良いものにするために行動を起こしてください。優れたプライバシーポリシーを提案してください。使用しているアプリやサービスの説明に目を通してください。そのアプリやサービスの目的や運用方法を把握したうえで、それらに賛同できない際はその旨をはっきり言うようにしてください。
プライバシーのことを常に心配する必要がないインターネットの実現は可能です。Fastly は、皆さんと一緒にそうしたインターネットを構築したいと考えています。私たちの取り組みに積極的に参加したい方は、Fastly の採用情報もぜひご覧ください : https://www.fastly.com/jp/about/careers/current-openings</u>
インターネットをより安全な場所にするための皆さまのご協力に感謝いたします。
このブログ投稿をもって、Fastly の Privacy Week は終了となります。プライバシーに関する皆さんの取り組みについて、ぜひお話をお聞かせください。また、Fastly がプライバシーの実践とテクノロジーを、どのようにインターネット構造に統合していくのかについて、今後ブログで紹介していきます。